技能実習1号の流れを紹介
待ちに待った技能実習生が入国し配属になった法人の方も多いと思います。
協同組合福では2022年3月の入国緩和から続々入国となっていた50名以上の技能実習生が全員配属を迎え、
ひと段落といったところです。
はじめて技能実習生の受入れをした法人の方を対象に、
1年後の技能実習2号に移行するまでに技能実習生がやることをお伝えしたいと思います。
1.日本語能力N4の技能実習生は技能実習1号の間に日本語能力N3以上に合格できるように受検する。
技能実習2号に移行するまでに日本語能力N3相当に合格する必要があります。
実習開始間もない時期は
日本語が聞き取りやすいようにゆっくり話す
簡単な日本語に置きかえる
きちんと理解しているか確認する
注意点は「わかった?大丈夫?」と尋ねると「大丈夫です」と反射的に答えて
実はわかっていないという場合があります。
例えば、「こういうときはどうすればいいと思う?」など質問したりして理解できているか確認してみてください。
協同組合福ではオンラインで日本語学習を行っており、
宿題の提出をお願いしています。
オンライン授業や宿題やっているか、どんな問題が出たかなど質問してみてください。
技能実習生の学習意欲につながります。
日本語学習のサポートをお願いします。
2.技能実習1号の間に介護技能実習評価試験「基礎級」(実技と学科試験)の技能試験を受検する。
技能実習1号開始から半年までの間に介護技能実習評価試験に申込を行います。
技能実習1号開始半年~9か月くらいの間に技能試験を受検します。
技能実習指導員と技能実習生で行う試験です。
過去問も公開されていますので、どんな試験なのか事前に練習しておくことが重要になります。
3.技能実習2号の申請をする。
組合では半年経過を目安に技能実習2号のための申請書類を作成します。
「雇用契約書及び雇用条件書」「「重要事項証明書」に技能実習生のサインと法人の押印をお願いします。
4.実習中に注意することは?
人事異動などにより、技能実習責任者、技能実習指導員、生活指導員などに変更があった場合や、
技能実習生の宿泊場所に変更があったなど、
技能実習1号の申請書類に変更があった場合は、変更届を提出する必要があります。
組合までご連絡ください。
まとめ
技能実習1号の1年間はやることも多く、あっという間に過ぎてしまいます。
事前に流れを理解して慌てることのないように
組合としても対策、サポートしていきたいと思います。