介護の技能実習生を受入れたらやること5つ

介護の技能実習生を受入れたら、あっという間に過ぎる
最初の1年のうちにやらなければならないことが
ありますので、まとめました。
概要をお伝えしたいと思います。

1.技能実習日誌を付ける・訪問指導

技能実習日誌を記録していただきます。月1回の訪問指導があります。
(現在、コロナ渦の移動制限の為、電話やZOOMでの聞き取りになっています)

2.実習実施者届を提出

技能実習生を受入れた法人は「実習実施者届」を該当の外国人技能実習機構・地方事務所に申請して頂きます。
認定書が返送されてきましたら、必ず組合に認定書をFAXしてください。
今後の申請には必ず必要になる認定番号が記載されています。原本の保管をお願いします。

3.日本語能力N3を持っていない実習生は…勉強!

配属になったら協同組合福の通訳が本人と日程調整し、
日本語能力N3試験合格に向けて日本語の勉強をサポートします。
1年後の技能実習2号移行に必要なためです。
宿題の進行状況のチェックや声掛け、模擬試験の協力をお願いします。
受験する試験のご案内は組合から差し上げます。

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4.技能試験の日程調整と受験

技能実習1号の半年を過ぎたころに技能検定の初級の試験があり、合格する必要があります。
申し込みは組合で行い、日程調整の問い合わせがシルバーサービス振興会や試験評価者からありますので試験日を決めてください。
技能試験に出題される内容と過去問題で事前に勉強をして、技能実習指導員の方と一緒に合格を目指して下さい。
受験票が届き次第、メールにてお送りいたします。合格証も組合に届きます。

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5.技能実習2号申請のため契約書との書類作成

2号申請のための契約書にサインをもらい、2号申請書類を作成し申請、
2号への在留資格申請許可を2号に移行する日までに完了する必要があります。

技能実習2号申請に書類に必要なもの

技能試験(初級)の合格証
日本語試験N3相当の合格証
○技能実習2号の契約書を交わすこと
○技能実習2号の技能実習申請書類作成
○認定後、在留資格の変更を申請

また、技能実習期間内で申請事項に変更が出た場合はご連絡ください。
(技能実習指導員を変更したい等)
軽微変更届を提出する必要があります。

まとめ

はじめて技能実習生を受入れた実習先ではあっと今に1年が過ぎる感覚になると思いますが、
要点をおさえてスムーズな移行に向けて準備をしてください。
必要なことはその都度わかりやすくお伝えしますので、よろしくお願いします。