技能実習生が持っている「技能実習生手帳」について

技能実習生は入国の際に配布される「技能実習生手帳」を持っています。
入国後講習中に、この「技能実習生手帳」を使用し、
日本で働く時の技能実習制度の流れ、税金や保険など法的な知識やルール、人権などを学びます。
9か国の言語で作られているので、
日本の法律などの難しい内容も理解できるように作られています。

外国人技能実習機構のサイトではPDF版をダウンロードすることもできます。
https://www.otit.go.jp/notebook/

英語版には日本語も併記されているので、そちらで内容をご覧いただけます。

アプリ版もあります。
https://www.otit.go.jp/files/user/220307-120.pdf

技能実習手帳の内容に沿う形で、
技能実習生に聞き取りを行っています。
技能実習生が知らずに法律を犯したり、トラブルに巻き込まれたりしないように、
きちんとした生活を送れるように、
監理団体としてひとりひとりに聞き取りを行っています。

例えば、
技能実習生が休みに内職やアルバイトなどをしていなか、
生活が荒れていないか、
労働時間など契約通りに働いているか、
権利が守られているかなどです。

イスラム教を信仰する技能実習生は
今の時期はラマダンの期間中です。
ラマダンの期間中は日の出から日没まで飲食を絶つことから、
仕事に支障が出ないように水分はなるべく摂るように指導します。

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