技能実習の認定申請 常勤の職員数とは?
技能実習の認定申請の書類の項目で、
常勤の職員数を記載する欄がありますが、
この「常勤の職員数」とは具体的にどういうことか
お伝えします。
1.常勤の職員数=正社員数ですか?
正社員以外にも正社員と同等の勤務時間で継続的に勤務している職員も含まれます。
2.会社の雇用保険に入っていれば正社員と同等とみてよいのか?
雇用保険は「所定労働時間が週に20時間以上であること」とされているので、会社の雇用保険に入っていることだけでは正社員と同等とみることはできません。
3.正社員と同等とは具体的には?
○所定労働日数が週5日以上、
年間217日以上、
週所定労働時間が30時間以上であること。○雇用保険の被保険者
一週間の所定労働時間が30時間以上である。
年間217日以上、
週所定労働時間が30時間以上であること。○雇用保険の被保険者
一週間の所定労働時間が30時間以上である。
4.法人の役員は常勤の職員となるのか?
役員でも労働の対価として報酬を受け取っている場合で上記の3の条件に当てはまれば常勤の職員としてカウントできます。
まとめ
常勤の職員数は単純に正社員数ではないため、
注意が必要です。
受入れ枠に関係する数字のため
確実にカウントをお願いします。
【参考サイト】技能実習機構 Q&A
https://www.otit.go.jp/files/user/220329-107.pdf