特定技能介護の外国人はどのように採用するのか?

今回は特定技能 介護について、
採用の方法を重点的にお伝えします。

1.特定技能とは?

特定技能1号(14分野)と特定技能2号(2分野)がありますが、
介護は特定技能1号のみ。
期間は1年更新で通算で上限5年です。

2.特定技能で働ける外国人とは?

・介護の技能実習2号までを良好に修了した方。
・介護福祉士養成施設を修了した方。
・EPA介護福祉士候補者として在留期間満了(4年)の方。
・介護技能評価試験と日本語試験(N4以上)に合格した方。

3.企業が特定技能を採用するルートとは?

・技能実習 介護から特定技能に移行する方を採用する。
3年または5年間、日本の介護現場での経験がある人材ですので、実践力として期待できます。

・日本に留学している外国人が特定技能として採用する。
日本語学校などに留学して日本に滞在している留学生が
介護技能評価試験と日本語試験(N4以上)に合格することで特定技能介護として仕事ができます。

・海外の送り出し機関から特定技能を採用する。
現地で介護技能評価試験と日本語試験(N4以上)の合格した方が対象となります。

・介護以外の職種の技能実習生を介護の特定技能として採用する。
異業種で働いていた技能実習生は、介護技能評価試験と日本語試験(N4以上)に合格すれば特定技能「介護」で仕事ができます。

まとめ

今回は新しい在留資格である特定技能についてお伝えしました。
背景には日本での深刻な労働力不足があります。
技能実習制度についても今年中に見直しの動きがあります。
具体的な内容が発表になり次第随時お伝えします。

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