技能実習生・特定技能入国の手続きの第一歩：入国者健康管理システムＥＲＦＳ（エルフス）のID申請の方法

≪注意≫エルフスの受入責任者が監理団体に変更

監理団体が技能実習生の入国にむけ
外国でビザを取得するためには、
「受付済証」を持って大使館に申請する必要があります。

今回は厚生労働省の入国者健康管理システムＥＲＦＳ（エルフス）の使い方を
監理団体の立場からお伝えします。

1.実習実施者の数だけ委任状を準備する。

※受入責任者を監理団体とするので、委任状は必要がなくなりました。（2022.5.25現在）

押印は必要ありません。
必須項目を入れた委任状をもらいます。
作成後はPDFに変換しておきます。

2.ID申請時の注意点

下記の情報が必要になります。

また、フリーメール（Gmail、Outlook、Yahooなど）は使用できません。
ドメインに企業・団体名の記載がないアドレスも使用できないそうです。
メールアドレスは一度登録したものは使えません。

法人番号は国税庁番号公表サイトで調べられます。13桁の数字が必要です。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

3.入国者健康管理システムＥＲＦＳ（エルフス）のID申請をする。

監理団体のID申請が必要です。
監理団体がまとめて申請できます。（2022.5.25現在）

外国人新規入国オンライン申請のための​
ログインID申請サイト
https://entry.hco.mhlw.go.jp/

（１）受入責任者法人番号（13 桁）
実施者の法人番号を記入→監理団体の法人番号を記入

（２）水際対策措置代替法人番号（13 桁）
（１）に法人番号を入力した場合は空白

（３）受入責任者名称（法人名・個人事業主名）【必須】
実施者の法人名(法人番号に登録の法人名を入力。それ以下続く場合は下の備考欄に入力。)→監理団体の法人名

（４） 受入責任者担当者名【必須】
実施者の代表者名または社員名→監理団体の代表者名または社員名

（５）受入責任者担当者メールアドレス【必須】
実施者の法人ごとのメールアドレス→監理団体のメールアドレス

（６）受入責任者担当者メールアドレス（確認用）【必須】
実施者の法人ごとのメールアドレス（再度入力）→監理団体のメールアドレス（再度入力）

（７）受入責任者担当者電話番号【必須】
実施者の法人の電話番号→監理団体の電話番号

（８）gBizID（アカウントID）【任意】
なければ空白

（９）委任状等
【ファイルを選択】をクリック→実施者のPDFの委任状を選択添付なし

備考欄
実施者の法人名に続く事業所名等がある場合はこちらに記入する。

確認事項にチェックを入れる。（４か所）

【申請】をクリックする。

注意点はID申請のときの入力で監理団体の情報を入力するところはない
ということです。
つまり、委任状に監理団体の情報が入るだけということです。

申請直後に「ログインID申請受付」のメールが届きます。
申請受付のメールが受信できていなかったら、受信設定を確認します。
この段階で正しく受信できるように設定すれば問題ないと思います。
「ログインID申請受付」のメールから数時間で登録メールに
「ログインID申請受理：証明書の送付につきまして」というメールが届きます。

「ERFS」の中でメールの受信があるのはここまでです。
受付済証の発行はご自身でサイトからダウンロードをする流れになります。

…長くなりました。次回に続きます。

【マニュアル】
１.「入国者健康確認システム」（ERFS）ログイン
https://teachme.jp/111284/manuals/14943667

２．入国事前申請（一人ずつ登録、まとめて登録）
https://teachme.jp/111284/manuals/14943617

３．入国事前申請（提出）
https://teachme.jp/111284/manuals/14943653

４．入国事前申請（受付済証の出力/申請の取下げ）
https://teachme.jp/111284/manuals/14951651

まとめ

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