知っておきたい!インドネシア人の犬と猫に対する正反対の感情

日本では犬派、猫派などと言われ、
どちらも家族の一員としてペットで飼われている方も多いのですが、
インドネシアでは少し事情が違うようです。

イスラム教では犬は不浄のもの!

イスラム教では犬は不浄なものとされ、
街中でもあまり見かけません。

インドネシア人の技能実習生も
日本で犬を見かけても近づくことはなく、
人によっては生理的に受け付けない、怖いといった方もいます。

日本人は「犬みたいにかわいいね!」と褒めたつもりが、
インドネシア人は微妙な顔…ということがあります。(実話です)

猫は大好き!

一方、猫はというと
インドネシア人は猫好きで
インドネシア国内でたくさんの猫を見かけます。
ペットとして飼われている猫や野良猫も多く、
猫が建物の中に自由に入ることも許容範囲のようです。

こちらの写真はインドネシアに面接に行ったときに道端いた猫です。
人に懐いている様子ですね。

イスラム教の預言者ムハンマドが大の猫好きであったことも
影響しているそうです。
ネズミを追い払い大事な食料を守ってくれるということでも大事にされてきました。

まとめ

日本では散歩している犬に出くわすことも多いですし、
ショッピングセンターやサービスエリアなどでも連れてい歩いている風景をよく見かけます。
内心、怖くて避けている実習生もいるかもしれません。
実際、犬好きでも猫好きでも個人の好みくらいに思っていたので、
イスラム教徒によってこんなに両極端な感情があるとは思っていませんでした。
ひとつの知識として共有できると嬉しいです。

【関連記事】

イスラム教のインドネシア人の日常の慣習を知りたい!