技能実習 メリットとデメリットから考える採用面接の方法と選び方
技能実習生のインドネシアでの面接が行われています。
現地を訪れ、対面で面接を行った法人、
日本から送出し機関と協同組合福のスタッフのアテンドにより面接を行った法人があり、
採用の連絡があった候補者には最高の笑顔があふれました。
今回は多様化する面接の方法とそれぞれのメリット、デメリットをお伝えします。
1.法人内で面接する。
a)オンラインでインドネシアの送り出し機関と面接候補者と監理団体をオンラインで結び面接を行います。
メリット:
・移動の必要がなく、いつでもどこにいても面接をすることが可能。
デメリット:
・通信状況が良くない場合は合否判断が難しくなる場合もある。
・面接での受け答え以外の表情は見ることが難しい。
b)面接ツアーの時に合わせて面接する。
面接ツアーが行われている時には協同組合福のスタッフが現地入りしますので、そのタイミングで面接をすることができます。
メリット:協同組合福のスタッフが現地での様子をお伝えすることができます。
ご希望があれば、その場で対象者に聞き取りを行うことができます。
2.面接ツアーで面接をする。
4日から1週間程度の日程でインドネシアに向かい、
現地で対面の面接を行います。
メリット:
・技能実習生がどのような環境で生活しているか肌で感じられる。
・面接の時間以外の日常の勉強をしている様子やコミュニケーションをとっている普段の様子を見ることができ、人柄や特性が見られることもある。
・インドネシアの国や人の理解につながる。
デメリット:
・渡航のためのチケットの問題
燃料価格の高騰に伴い、5月に予約した方と7月に予約しようとした方の航空チケット代が全く違うものになっていました。
燃料サーシャ―チャージの値上げによるものです。チケット代は日によって変動しますので、今回は明らかな渡航費用の差になっていました。
・PCR検査や入国のための事前登録などの今までのとは違う手続きが必要。
感染防止のためにワクチンの接種証明書を事前に登録したり、
出国前72時間以内のPCR検査が陰性である必要があるなどがあります。
面接ツアーに参加される法人の方は協同組合福のスタッフがサポートさせていただいています。
まとめ
オンラインでの面接は日本のどこであっても面接ができるメリットですが、
一方で通信環境が安定しない場合は判断基準が難しくなる場合もあります。
いつ渡航ができなくなるかわからない状況ではあると思いますが、
1度現地を訪れて面接するとその後の技能実習生の受入れもスムーズに進められるメリットもあります。
2回、3回とインドネシアツアーに参加されている法人様もいらっしゃいます。
行ける機会があり迷っておられるようでしたら、一度参加されることをお勧めしたいと思います。
ご興味をお持ちの方や話だけでもという方もぜひお問い合わせ下さい。
協同組合福の渡航経験十数回、面接立ち合い回数80回以上のスタッフからご説明いたします。