技能実習生が早い段階でN3に合格することの重要性
「日本語はどのくらい理解できるのか」
「介護には日本語能力試験N4が必要?」
「読み書きはできるの?」
そんな方に向けて書いています。
1|介護の技能実習生の申請に必要なN4とは
技能実習生の1号申請時にはN4に合格していることが必要ですが、
そもそもN4とはどのくらい日本語ができるのでしょうか?
N4は「基本的な日本語を理解することができる」とあります。
つまり、介護で仕事をするための最低限必要な日本語ということです。
2|N3が必要になる時期は?
介護の技能実習生がN3に合格していることが必要になるのは2号申請するときです。
N3は「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる」です。
2号申請は入国してから1年後…慣れない日本で仕事と日本語の勉強の両立はなかなか大変という実習生もいます。
なかには日本の生活が楽しすぎてエンジョイしてしまうなんて人もいます。
3|N3に合格する時期でこんなに違う!日本での過ごし方
入国前にN3に合格していたら、日本での仕事に集中でき、気兼ねなく休日を過ごせるということです。
母国で入国までの時間にぜひがんばってN3に合格するように、または日本語の勉強を入国の時までがんばって続けるように伝えています。
4|意外に少ない受験回数と会場
受けられる試験はJLPT・NAT-TEST・J-TESTと3種類ありますが、各都道府県に試験会場がある試験はJLPTのみ。しかも年2回しか受験機会がなく、結果発表は2か月後となります。住んでいる地域で注意が必要です。
NAT-TESTとJ-TESTは受験会場が大都市に限られていて、受験回数はそれぞれ年6回となります。
試験が違えばそれぞれのテストの出題傾向も違うということです。
さらに、2号申請書類を提出が始まるのは入国から7か月目~9か月目なので、時間がとても限られてしまいます。
5|コミュニケーションが得意な人と読み書きが得意な人
漢字を使う国の人は日本語がわからなくても意味が理解できるので読み書きが得意な傾向があります。
逆に積極的に話そうとする人はコミュニケーションがスムーズでということは傾向としてあると思います。
それは日本人にも言えることですが…
日本語の勉強が大好きでN3に合格した後にN2を目指している技能実習生もいます。
まとめ
入国して1号の技能実習の期間は1年間で時間が限られています。なるべく早くN3に合格することが重要!ということをお伝えしました。