酷暑の今年注意!マスクと熱中症

ここ1週間は雨続きで、梅雨が戻ったかのような天気が続いていますが、
週末からまた暑くなるようです。

マスクをつけたままだと熱中症になりやくすなるし、
マスクを外すと感染のリスクが心配。
酷暑になった今年の夏に感染予防と熱中症予防の落としどころを探ります。

1.どんなときにマスクを外しても問題ないのか?

屋外でマスクをつけていると熱中症のリスクが上がります。
感染予防をふまえつつ、マスクを外すためにはどのようなことをこころがければいいのでしょうか?
屋外では人と2メートル以上の十分な距離が離れていればマスクを外せます。
また、マスクが外せない状況の時は、激しい運動を避け、こまめな水分補給をしましょう。
1日の水分補給量は1.2リットルを目安に。汗をかいたときは塩分も補給。

2.エアコンをつけていれば大丈夫?室内での感染対策。

エアコンをつけていたとしても換気が必要になります。
エアコンまつけたままで、窓とドアなど2か所を開けると素早く室内を換気することができます。

3.外出時の注意点

暑い時のアスファルトの照り返しにも注意が必要です。
アスファルトに近ければ近いほど熱の影響をより受けることになります。
小さな子供やペットなど熱中症になりやすい条件になります。

4.室内だから安心?

お年寄りは体内の熱が上がっていても感じにくい、エアコンの風が嫌いだから扇風機しか使わないなど、室内でも熱中症のリスクがあり安心できません。
熱中症死亡者の8割が高齢者で、
高齢者の熱中症の半数以上が自宅で発生しているそうです。

5.熱中症になりやすいのはどんな時?どんな条件がそろうと熱中症になりやすい?

・気温が高い日
・暑くなり始め
・湿度が高い日
・風が弱い日
・日差しが強い日
・熱帯夜の翌日
・照り返しが強い場所
・熱いものがそばにある場所
・急に暑くなった日
・寝不足
・体調不良

まとめ

熱中症と感染予防を両立するのはなかなか大変ですが、
少しでも調子が悪いと感じたら、涼しいところへ移動、水分補給、休憩など
効果的な対策で暑い夏を乗り切りましょう!

【参考資料】
出典:環境省環境保健部環境安全課、熱中症環境保健マニュアル
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_full.pdf
環境省 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000802250.pdf