技能実習生の入国:指定国解除で7日待機か検査をして短縮するか
技能実習生がどこの国から来日するかによって
指定国か指定国ではないか、ワクチンの接種状況によって
待機の方法や日数が変わってくることは
以前のブロクでお伝えしました。
今回は、指定国ではない場合に、
7日間待機をして解除の日を待つのか
3日目で検査をして、検査翌日の解除をするのか
といったことについて考えていきます。
指定国解除の国であれば、
3日目に検査をしなければ、
自宅等で自主待機をし7日経過すれば待機が解除となります。
待機中はMySOSを通じて、きちんと自主待機が徹底されているか管理されます。
監理団体としての対応は?
技能実習生については、
同じ実習実施者で実習する技能実習生は複数名であることが多いこと
同じ実習実施者の技能実習は全員が同じタイミングで実習をスタートしてほしい
などのことがあり、対応としては次のようになっています。
↓
2.待機の3日目にPCR検査を受け、その日のうちに結果をMySOSに登録する。
↓
3.待機明けの日から入国後講習をスタートする。
「7日間ホテルで過ごす」or「3日目に検査を受ける」を比較する
入国から8日目に入国後講習開始
8泊分の宿泊費
入国から4日目に入国後講習開始
4泊分の宿泊費
PCR検査などの検査費用
以上のことから日程や費用の面でも3日目の検査を受け、
翌日から入国後講習がスタートできるようにしています。
有効なワクチン接種を3回受け、待機しなくてもよい技能実習生の対応は?
政府が認める有効なワクチン接種を受けているため待機の必要がない技能実習生も中にはいるわけですが、
同じ日の入国後講習スタートになるため、ホテルで3日間を過ごしてもらい、
同じタイミングで入国後講習を始めてもらっています。
もし陽性になった場合は?
入国前、入国後、待機明けのどこかのタイミングで検査が陽性になった場合は、
療養期間があるため回復してからの入国後講習スタートとなりますので、
実習のスタートもずれてきます。
まとめ
今回は指定国ではない国の技能実習生の待機の方法について
対応をお伝えしました。
協同組合福では
3月からの入国の30名以上の技能実習生は幸いなことに体調を崩すことなく
順調にスケジュールが進んでいます。
感染状況により国の対応も変わりますので
最新の情報をチェックすることが重要だと思っています。
最新の情報はこちらの厚生労働省のホームページをご覧ください。
【水際対策に係る新たな措置について】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
(厚生労働省HPより)