技能実習生の面接が続いています

協同組合福では新規の介護施設の面接がありました。
インドネシアの送り出し機関と面接者、介護施設、
協同組合福をZOOMでつないだ面接です。

面接対象者は大変緊張しているようですが、
日本語の自己紹介も練習したようで
大きな声ではっきりとしていて聞き取りやすかったです。
がんばっていること、将来の目標、楽しみなことなど
伝えていました。
時には、かわいい答えに笑い声もあふれる面接になりました。

協同組合福で技能実習生候補としての面接者はいづれも
専門的な学校、大学で看護の勉強をし卒業した人、
もしくは介護ライセンスを持っている人材で
確かな知識をもっています。

また、介護の技能実習生は日本語検定4級に合格する必要があるため、
他業種の技能実習生とは違い日本語会話が成立します。
例えば、会話が1度で聞き取れなかったとしても
言い替えたり、ゆっくり話すなどで理解することができます。
面接にはインドネシア人の通訳が立ち会っていますので
必要な時には対応しています。

「日本で不安なことは何かありますか?」
「食事のことが心配です」
宗教上の問題で豚肉が食べられない、アルコールが含まれる加工品は
食べられないなどがあるので日本で困らないか心配しているようです。

インドネシア人同士の横のつながりも強く、
日本で働いている技能実習生などから
日常生活の情報を得るようですので心配はいらないと思います。

また、入国後に行われる1か月間の入国後講習では
一緒にスーパーに行って買い物をして必要なものを買う時間もあり、
日常生活から日本のゴミ出しのルールや掃除のやり方、交通規則、ルールなど学びます。
入国後講習の期間は毎日協同組合福のスタッフも顔を合わす環境ですので、
信頼関係を築き、日本でのフォローをさせていただきます。

採用数も限られ狭き門で、
面接をされた方は通知まで落ち着かないでしょうが、
双方にとってよい結果になるように祈っています。